鉄筋結束作業をロボットで自動化。
「トモロボ」は、土間・スラブなどの単純な結束作業から職人を解放し、
より高度な作業への注力を可能にする「職人力発揮ツール」です。
稼働時間
12時間
可変幅
300mm
重量
38.5kg
結束タクト
2.7s
ピッチ誤差
±20mm
主筋間高さズレ
±10mm
トモロボは、単純作業を自動化することで作業員一人当たりの生産性を向上できます。
28tの単純土間工事の場合
市販の鉄筋結束用の手持ち電動工具を取り付けるだけ。(結束機は別売りです)
MAX社の鉄筋結束機RB-440T(左右に2台)を取り付けるだけで、鉄筋結束作業を自動化できるロボットになります。専用アダプターを使用し、ワンタッチで取付可能です。
結束機取り付け部分(両側)
ワンタッチで簡単取り付け。
1カ所あたり2.7秒以下の作業時間を実現
(@200全結束)
200mmピッチ、結束機2台使用時に1カ所当り2.7秒以下で結束します。単純作業を自動化することで、作業者の負担を軽減します。
補強筋など、ピッチの変化にも自動対応
鉄筋の交点を感知しながら結束作業を進めていきますので、ピッチの変化に自動対応します。配筋ピッチは100、150、200、250、300mmに対応。対象鉄筋径はφ10、φ13、φ16※1に対応。ピッチ誤差は±20mmです。また、鉄筋の高さのずれ、傾きなど、様々な環境下でも確実に鉄筋の交点を感知し結束作業を行います。
※1 φ16が3本交わる部分には結束できないこともあります。
全結束・チドリ結束・2つ飛び結束がスイッチ一つで選択できる簡単操作
コントローラーは、シンプルな構造です。全結束、チドリ結束、2つ飛び結束をスイッチひとつで選択可能。また前後の概念がない構造ですので、片道、往復など、様々な使い方が可能です。
人と協働するロボットなので安全性を重要視
例えば足にロボットが触れた時などには低い位置用センサーが感知し、トモロボと同じ高さで障害物に触れた時などには高い位置用のセンサーが感知し、非常停止します。
独自構造により人間の作業誤差にも柔軟に対応
人間が結束機を使用する場合、鉄筋の交点に合わせて無意識に微妙な調整を行っています。トモロボでは、専用アダプターを取り付けることで、その人間の微妙な調整を可能にしました。
必要最低限の機能に絞り低価格を実現
協働する事を目的とし、単純作業を自動化する必要最低限の機能に絞ることで、低価格化を実現しました。
MANUAL MOVIE
取扱説明動画